オリックス・バファローズを戦力外となってしまった髙城俊人捕手が、ついに横浜DeNAベイスターズへの復帰が正式決定・入団会見も行われましたね!
※高城選手の見ているこちらまでなんだか嬉しくなっちゃう入団会見!
#髙城俊人 選手の入団会見が行われました。
オリックス移籍後もベイスターズの試合をチェックしていたという髙城選手。
「一緒に戦ったメンバーとまた野球ができるのが嬉しい。横浜でみんなで勝って喜んで優勝したい」と喜びを語ったところで、思わぬメッセージも!?#baystars pic.twitter.com/rNQjI2JOWJ— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) November 19, 2019
これは横浜DeNAファンにとってはかなり嬉しいニュースなのではないでしょうか!?
(SNS界隈ではかなり盛り上がってましたよね!)
高城選手が戦力外になった時からずっとベイファンは高城選手のベイ復帰を待ち望んでましたよねー!!
さて、そんな人気者の高城選手ですが、
そもそもなぜこのような展開(トレード→戦力外→ベイ復帰)になってしまったのか…、そして今後高城選手へ期待されること、彼を含めた捕手の起用法はどのようになっていくのでしょうか!?
Contents
第1次横浜DeNA時代の高城選手は期待の星だった!
高卒ドラフト2位で入団!谷繁2世として早くから期待&超英才教育を受けていた
高城選手はTBS時代最後の2011年ドラフトで、ドラフト2位としてベイスターズへ入団。
この年のドラフトは1位に北方投手など、高卒をごっそり獲得したことでもいまだに話題になったりしますよね。
そして、高城選手は応援歌にもあるように「強肩強打のキャッチャー」として、1年目からかなり期待されておりました。
その期待度は過去の成績を見ると明らか!
1年目 45試合 122打席 .170 0本 0打点
2年目 51試合 124打席 .136 0本 4打点
3年目 48試合 76打席 .145 0本 4打点
コンスタントに試合に出してもらえており、かなり手厚く育てられていますよね。
(その出場機会は今の山本くんなどの比じゃありません!)
さらにスタメンマスクを被ることもあり、高卒ルーキーがスタメンマスクを被ることはなんと谷繁元信以来!23年ぶりの快挙でもありました!!
このこともあり、当時のベイスターズ関連のニュースや番組では「谷繁二世」として報道されたりもしていましたよね!
谷繁さんとの直接対談などもありました。
そして僕も、高城選手は谷繁さんのような強打のキャッチャーに育ってベイスターズをずっと背負っていく選手になるものだと思ってました。
山口俊→濱口遥大専属捕手として活躍!ブロッキングに定評
その後もコンスタントに出場機会を与えられていた高城選手。
ただベイスターズには入団当時はベテランの「鶴岡一成」捕手(のちに久保投手のFA人的補償で阪神へ。今はベイ2軍コーチですね!)や「黒羽根」捕手(のちにエスコバーとのトレードで日ハムへ)がいたこともあり、
高城選手が正捕手としての出場はありませんでした。
またこの後も横浜DeNAはセンターライン強化として2013年に「嶺井」捕手。2015年には「戸柱」捕手を、それぞれ大卒・社会人卒の即戦力として獲得。
やはり厳しい正捕手争いに揉まれることに。
ただ高城選手は、井納投手や山口俊投手の専属捕手として、また最近では濱口投手の専属捕手として出場機会をコンスタントに得て活躍。
どのピッチャーも「フォーク」「チェンジアップ」と低めへ落ちる球を武器にする投手なだけに、高城選手の育成・成長はもちろんのこと、「ブロッキング力」を高く評価しての起用だったと考えられますよね!
特に濱口投手の場合はコントロールに難があるため、高城選手が身体を張ってボールを前に止めてくれるのは、濱口投手にとってもチームにとってもすごく大きな戦力だったのではないでしょうか。
衝撃的なトレードでオリックスへ
そんな高城選手ですが、2018年のシーズン中7月。
衝撃的なトレードでオリックス・バファローズへの移籍が決定します。
「伊藤光・赤間↔︎白崎・高城」
当時の横浜DeNAベイスターズはキャッチャーを「戸柱・嶺井・高城」の3人体制で回しており「正捕手」がいない状況。
(戸柱選手が掴みかけたと思いきや、再び嶺井選手が主戦になっていました。)
また、2017年にCSから横浜DeNAとして初の日本シリーズ出場を果たし、さらなるチーム強化に追われていた状況で、センターラインの強化は重要課題の1つでした。
そこで白羽の矢が立ったのが、オリックスで干されていた伊藤光選手。
かつてはベストナイン・侍ジャパンにも選ばれたことがある経験豊富なキャッチャー!
「なんで試合に出れないのだろ?」と疑問に思ってたファンはかなり多かったはず!
さらに打撃力もあり、打てる選手を積極的に起用したいラミレス監督にとっては、願ってもない選手だったことでしょう。
ベイスターズはこのクラスの選手をトレードで獲得することができ、かなりおいしい思いをしたのではないでしょうか!
そして、伊藤光選手・そして赤間投手を獲得する代わりに、白崎・高城両選手を放出することになりました。
このトレードはベイファンにとって悲しいトレードでもありましたよね。
(もちろんチームを強くするためには仕方のないことですが…。レフトへの(たまに打つ)豪快なアーチが忘れられません…。まさにホームランバッター級の放物線を描く豪快アーチ。)
ただ、その1年半後には高城選手は戦力外に・・・。
オリックスではケガに泣かされたとはいえ・・・、
なんともいえない・・・。
でもこの戦力外のおかげで高城選手は横浜DeNAベイスターズに再び戻ってくることができました。^^
高城選手へ今後期待されること・今後の起用法は!?
明るいキャラクター・人間性!チームのムードメーカー!
高城選手といえば、やっぱり明るいキャラクター!
ベイスターズのイベントでも、ちょっとした時間でも、高城選手の明るいキャラクターを垣間見ることができますよね^^
高城の笑顔見てこれ思い出した😂
またこの絡み見たいです…… pic.twitter.com/Nkmha9Vq0z— の ん (@ooo_xx__8) November 19, 2019
高校時代は「4番・キャッチャー・キャプテン」としてチームを引っ張った経験もあるように、また新人だった濱口投手を強く支えてきた姿、チームメイトにも好かれている姿を見ると、人間性も優れているのではないでしょうか!
野球はチームスポーツ。
高城選手の明るく優れた人間性は横浜DeNAベイスターズにとっていい効果を生み出すと考えられます!
濱口遥大投手の専属捕手再び!?
再び濱口投手の専属捕手としての起用法も話題に上がっていますが・・・、
ラミレス監督の期待は大きい。会見に同席した三原代表は、高城獲得を指揮官にも相談したことを明かし「彼も非常に喜んでくれた。高城君がいた時に安心して任せられる投手が監督の中にもあったようなので、ぜひ使いたい、と言っていた」と説明。名前こそ明かさなかったが、浜口との黄金コンビ再結成「確約プラン」まで示唆した。
引用元:https://hochi.news/articles/20191119-OHT1T50256.html
ラミレス監督がどのように起用するかはちょっと想像がつきません。
(ラミちゃん自身も、相手に簡単に読まれるような采配を嫌う傾向にありますしね。)
ただ、ケガが多い伊藤光選手を休み休み使いたい、濱口投手を再び復活させたい(そのためには日本シリーズでも組んだ慣れ親しんだ高城選手との起用!)など、充分に考えられますよね。
また13日に獲得が発表された高城について「また戻ってきてくれてうれしく思う。16年に山口(現巨人)が11勝、17年に浜口が10勝を挙げたのも、彼の功績が大きい」と歓迎。「状態をチェックしないといけないが、ベストな形で使っていくことを模索する。浜口は高城がいなくなって浮上できていないし、一番いいコンビネーションだったので、その辺は見てみたい」と話し、「専属捕手」として何度もバッテリーを組んだ「ハマジョー」再結成の可能性を口にした。
引用元:https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/11/14/kiji/20191114s00001173215000c.html
経験も豊富!不安な捕手陣を支える貴重なプレイヤー!
高城選手の経験値も横浜DeNAベイスターズにとって必ず必要になってきます。
今後横浜DeNAベイスターズは「伊藤光」選手が正捕手として戦っていくと思います。
そして高城選手は「嶺井・戸柱」選手と次のポジションを争うこととなると思いますが、それでも「CS・日本シリーズ」をも経験しており、ここまでプロ1軍300試合以上出場を経験しているキャッチャーって、なかなか貴重だと思います。
また、横浜DeNAベイスターズはただでさえキャッチャー不足。
2019年には2軍のキャッチャー不足から「鶴岡賢二郎」コーチと育成契約・選手登録し、キャッチャー補てんするという事態が起こりました。
またオフにはプロ8年経験している西森選手を戦力外。
(高城選手と同じ2011年ドラフトの育成ドラフト2位でした。西森選手は四国・九州リーグからの入団。)
(俊足両打ちの西森選手。楽しみだったのになー。)
2019年のドラフト4位でキャッチャー、智弁和歌山高校・東妻純平選手を獲得しましたがまだ高校生。
益子・山本両選手もまだまだ若いですし、そういった意味でも経験豊富な高城選手がいるだけで心強いのではないでしょうか!(・∀・)ノ
高城選手の獲得は、彼がオリックスから戦力外を受けた時から横浜DeNA球団がすぐに動き実現しました。
また高城選手自身も、
オリックスに在籍していた約1年半の間も「どうしても(DeNAの)みんなことが気になって、ベイスターズの試合も気になっていた」という。外から見た元チームメートの姿を「うらやましかった。みんな楽しそうに野球をやっていた。みんなで束になって戦っているのが見えた」と振り返った。
引用元:https://hochi.news/articles/20191119-OHT1T50132.html
と言うように、ベイスターズ愛に溢れております。
(トレードの時もボロ泣きしてたものね。)
オリックスでも経験値を積んだ高城選手。
横浜DeNAベイスターズでの再びの活躍が楽しみです!