横浜DeNAベイスターズの田中健二朗投手が2020年は育成契約からのスタートとなりましたね。
DeNAは13日、田中健二朗投手(30)と年俸1000万円で来季の育成契約を結んだ。今年8月に左肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(トミー・ジョン手術)を行い、現在は横須賀の球団練習施設でリハビリを行っている。
会見では「正直もう終わりなんじゃないかと思っていたので、そういう(育成の)話をいただいた時は本当にありがたかったです」と話した。
引用元:https://www.nikkansports.com/baseball/news/201911130000464.html
田中健二朗投手といえば、須田幸太投手とともにブルペンを支え続け、横浜DeNA初となるCS出場や日本シリーズ出場に大きく貢献してくれました!
鈴木尚広を牽制球で刺した時のことを思い出します!!
(僕は1塁側で観てました…マジすごかった!これで巨人の流れを切りましたし、鈴木尚広はこの代走を最後に引退ですからね…。)
ただこの頃フル回転した反動からか左肘を痛め、2019年8月にはトミージョン手術を受けることとなりました。
同じく中継ぎ・リリーフ陣を引っ張ってきた三上投手も手術をしましたし、
中継ぎ投手ってほんと過酷な仕事だとつくづく感じさせられます。
さて田中健二朗投手なのですが、来期2020年に復活することはできるのでしょうか。
個人的には復活してもらいたいですが…2020年中にはシビアな意見となってしまいますが、正直厳しいかとも感じております。
Contents
田中健二朗投手の手術後復帰が難しいと感じる理由
単純に復活までの日数が足りない!(1年半必要)
トミージョン手術は損傷した肘の靭帯を他の部位の腱を移植することで、再び損傷前の状態に戻す手術で、成功率も高く安全かつ今の野球界にとって非常に重要な手術となっています。
日本球界でも現在バリバリ活躍している「藤川球児」投手もロッテ(元横浜)の「チェングァンユウ」投手もトミージョン手術を受けて見事復活・バリバリ投げておりますね。
(チェンはロッテに行って本当に良かった!)
ですので、田中健二朗投手が再び以前のようなキレのよい球を投げれるようになる可能性は高いでしょう!
ただ・・・、
このトミージョン手術の復帰の目安としては、
手術をしてから7ヶ月程度で投球練習を開始でき、1年~14ヶ月程度で実戦復帰、1年半で怪我をする前と同じレベルで投げれるようになると言われており、復帰まで1年半程度必要となっています。
田中健二朗投手が手術をしたのは2019年8月。
このことを考えると、やはり2020年中の復帰は厳しいのではないのでしょうか。
田中健二朗投手も焦らずリハビリに専念し、完璧な状態に治してもらいたいです。
田中健二朗投手の復帰目標は7月末(11ヶ月)
田中健二朗投手自身は、復帰目標として2020年中の支配下登録を掲げていました。
つまり2020年7月末までの実戦登板。
期間として11ヶ月ですね。
ただこれは正直厳しい期間です。
田中健二朗投手もそのことは自覚していて、厳しいけれどもそこを目標に取り組んでいく意思を強く示してくれています。
今後、年明けからスローイングを始め、7月末日までの支配下登録を目指すという。術後11カ月目に相応のピッチングをしなければいけないことになるが、過去の手術例を見るかぎりそれは難しいと言わざるを得ない。
「たしかにそうなんですけど、目標として時期を定めるのは大事だと思うんです。ただ自分としては、無理をせず焦ることなく取り組んでいきたい。リハビリは痛いし、思うように力も入れられず、やれることに制限はあるけど、まだまだ終われませんよ。しがみつける余地があるならば、しがみついていかないと。この新しい靱帯と一緒に」
引用元:https://number.bunshun.jp/articles/-/841572?page=4
ピッチャーにとってボールを投げれない苦しみや恐怖・葛藤って・・・想像できないほど辛いものなのでしょうね・・・。
乗り越えてハマスタのマウンドに帰ってきてもらいたいです。
実戦復帰へは12ヶ月必要。
田中健二朗投手の奇跡の回復力を信じたいです。
難しいところです・・・。
横浜DeNAは田中健二朗投手を功労者として評価!2021年の契約もある!?
トミー・ジョン手術からの復活には1年半の期間が必要。
そうなると、田中健二朗投手が完全復活するためには2021年の契約も必要となってくるかと思います。
普通に考えたら30歳で2019年・20年と2年間登板がないピッチャーの契約は難しいかもしれません。
(甲子園では中田翔・佐藤由規らと同学年。横浜DeNAだと伊藤光・武藤・平田・中井らと同学年です。)
ただ、田中健二朗投手は横浜DeNAベイスターズの功労者!
ケガをする前は1軍のマウンドでバリバリ投げて、幾度となくチームのピンチを救ってくれていました。
numberに出ていた記事でも横浜DeNAフロントは田中健二朗投手のことを功労者として評価してくれているみたいです。^^
「クビになってもおかしくないと思っていたし、本当にありがたいことですよね。まずはしっかりと復帰することがチームへの恩返しだと思っています」
契約更改の席で三原一晃代表から次のような言葉をかけられたという。
「今後も長く野球をつづけられるように焦らずにしっかりと治して欲しい。球団としては(田中を)功労者と考えているから」
引用元:https://number.bunshun.jp/articles/-/841572?page=3
また球団は田中健二朗投手のことを大切に思ってくれているからこそトミー・ジョン手術明けの田中投手と育成契約を結んだわけですし(年俸も1000万円)、
手術復帰に1年半の期間を有することは、球団側からしたらわかっていることでしょうし・・・、
2021年の田中健二朗投手の契約も十分にありますね。
そうなると、2021年にはストレートとカーブでバッターを手玉にとっていく田中健二朗投手の勇姿を、
横浜スタジアムで応援することができそうですね!
(マウンドでオラつく姿、また見たいです!)