ソフトバンクホークスが日本シリーズ3連覇を果たし、育成枠出身の選手が活躍することでますます話題になっている「育成ドラフト制度」。
千賀滉大・甲斐拓也など日本を代表する選手を「育成枠」から排出しているソフトバンクホークスです。
一方、横浜DeNAベイスターズも毎年のように育成ドラフトで選手を獲得し、「実は育成枠出身だった」という選手が1軍で活躍しております。
そこで今回は、今までの横浜DeNAベイスターズの歴代育成枠の選手。
そして育成枠の選手でありながら支配下登録を勝ち取り、1軍デビューした選手をまとめてみました!
ベイスターズはなかなか多かったです。^^
Contents
横浜DeNAベイスターズ:歴代育成枠&支配下登録を勝ち取った選手は!?
横浜DeNAベイスターズは育成制度が始まった2005年のドラフト会議から、過去15名の育成枠選手を獲得してきました。
2007年
1巡目 関口雄大 外野手
2巡目 杉本昌都 捕手
2009年
1巡目 国吉佑樹 投手
2巡目 小林公太 投手
2010年
1巡目 松下一郎 捕手
2011年
1巡目 冨田康祐 投手
2巡目 西森将司 捕手
2012年
1巡目 今井金太 投手
2013年
1巡目 砂田毅樹 投手
2巡目 萬谷康平 投手
2014年
1巡目 亀井塔生 捕手
2015年
1巡目 網谷圭将 捕手
2巡目 山本武白志 内野手
3巡目 田村丈 投手
2016年
1巡目 笠井崇正 投手
2017年
1巡目 中川虎大 投手
2018年
1巡目 宮城滝太投手
2019年
なし
※太字+黄色背景の選手が支配下登録を勝ち取り1軍出場を果たした選手です。
過去横浜DeNAベイスターズにおいて、育成枠から支配下登録を勝ち取り一軍出場した選手は9人!
関口雄大外野手、国吉佑樹投手、冨田康祐投手、西森将司捕手、砂田毅樹投手、萬谷康平投手、田村丈投手、笠井崇正投手、中川虎大投手。
17人中9人が支配下登録を勝ち取り、1軍出場を果たしています。
確率的には50%以上!
なかなか高いですよね!?
ソフトバンクとかに比べると育成枠選手にも随分と活躍のチャンスがある感じです。
こんばんは。
本日支配下登録してもらいました。
入団から支配下登録を目標に頑張ってきたのでとても嬉しいです。つぎば一軍での初勝利を目指して頑張ります。
これからも応援よろしくお願いします。
背番号は93番に変わります。 pic.twitter.com/f6Ud7y7QeY— 中川虎大 (@n10ko02) July 14, 2019
ちなみに小林公太さんはのちにあの「片岡安祐美」さんとご結婚し話題になりましたね!
・・・うらやましい。
2020年も1軍でバリバリ活躍しそうな育成ドラフト出身選手は!?
かつての育成枠の星!国吉佑樹投手!
横浜DeNAベイスターズの育成枠といえば、やっぱり国吉佑樹投手のことが頭に浮かんできますよね。
身長196cm(阪神藤波投手に次ぐ高身長!)という恵まれた体格から投げ込まれるストレートは、当時最速154km/h!
おじいさんがアメリカ人のクォーターということと、体形も似ているということから、将来はメジャーリーグで活躍するダルビッシュ投手のようになるんじゃないか・・・とかなり期待されていました!
2011年に支配下登録&1軍デビューを果たし、初勝利をあげると、
2012年には初完投&初完封勝利もあげ、先発ローテーションの柱として活躍を大いに期待されました。
(かつてはファンブックの見開き特集を組まれるほどに期待されていた国吉投手。)
ただ、翌2013年はケガの影響もあり不振に陥ることに。
2014年はクローザーとして安定した成績を残し、復活を待ち望まれていたのですけれども、
コントロール難にも苦しみ、16年は1試合の先発のみで終わってしまいましたが・・・、その後再び復活!横浜DeNAのブルペン陣を支えてくれています。
潜在能力は高いものを持っているピッチャーなだけに、今後の大化けにも期待しています。
育成枠最年少勝利記録保持者:将来が楽しみな砂田毅樹投手!
そして現在育成枠出身で最も活躍をしているのが、砂田毅樹投手ですね。
2年目となる2015年に支配下登録されると、7月8日の広島カープ戦で先発登板5回無失点でプロ初勝利をあげました。
この勝利は砂田毅樹投手19歳11か月での勝利となり、育成枠出身としては最年少勝利記録となりました!
その後も1軍で先発登板を重ね、シーズン3勝の成績をあげています。
2016年は先発ローテーションとしてシーズンをスタートするも、途中からは1軍と2軍を行き来する起用に。
シーズン終盤は中継ぎでの登板が目立った砂田投手。
2015年成績
14試合(全先発) 3勝5敗 防御率3.20
2016年成績
17試合(8先発) 2勝2敗 防御率3.78
ただ、クライマックスシリーズではピンチの場面もワンポイントとしてキッチリ抑えた砂田投手。
これからは先発としてか、それともリリーフとしての起用になるのか。
スタミナに不安を残す砂田投手ですけれども、どのような起用方法になるのか、そしてどのように成長していくのか楽しみなピッチャーです。(*’ω’*)
そして2017年はリリーフでの活躍となりましたね!
2017年成績
62試合(全救援) 1勝2敗25H 防御率4.12
横浜DeNAには、石田健大投手や今永昇太投手と、活きの良い若手左腕がそろっているだけに、この砂田毅樹投手も同じように成長していってくれたら・・・と期待してしまいます!
19年は疲労からか2軍暮らしが続きましたが、2020年の復活に期待したいです。
ブレイク間近!?中川虎大投手&笠井崇正投手!
育成ドラフト出身で今後が最も楽しみなのはやはり中川虎大投手でしょうか。
2019年イースタンリーグで最優秀防御率(2.25)&最多勝(11勝)の2冠を獲得!
ファーム表彰式
イースタン・リーグ
中川虎大🌟こおくん🌟
最優秀防御率投手賞
最多勝利投手賞
2冠達成おめでとうございます🌟
ウィンターリーグ参加のため欠席
あれ?
メキシコ、オーストラリア、台湾
行ってないよね
ファンフェスにも来てたけど
あれ?#中川虎大 pic.twitter.com/ekIE3N11SH— ハマのちよ父@12/2すだこ悦び悦びすだこ (@chiyochichi) November 26, 2019
2020年は高卒3年目・20歳で迎えるシーズン。
まだまだこれからが本当に楽しみな若手右腕です。
成長が本当に楽しみですね^^
笠井崇正投手も楽しみです!
早稲田大学野球部を退部した後、在学中にBCリーグで登板を重ね、見事プロ野球の狭き門をくぐり抜けた努力&実力派。
MAX153km/hのストレートを武器に今後どこまで飛躍してくれるのか注目しております。
これからが楽しみです!
ガンバレ!横浜DeNAベイスターズ!(‘ω’)ノ