元横浜DeNAベイスターズでも活躍した藤井秀悟さんが、打撃投手兼広報としてベイスターズに帰ってくるという記事が発表されましたね!
DeNAが巨人・藤井秀悟打撃投手(42)と、来年1月から球団広報兼打撃投手として契約することが19日、明らかになった。打撃投手が広報を兼ねるのはソフトバンク・柳瀬、ロッテ・手嶌らがいるが珍しく、現役最後を過ごした古巣に来季6年ぶりの復帰となる。
引用元:https://hochi.news/articles/20191119-OHT1T50264.html
個人的にはちょっと心が躍った嬉しいニュースです^^
藤井秀悟さんはコミュニケーションを取るのもうまそうだし、
素朴さも兼ね備えている方だったり、
(afoと呼ばれることも💦)
現役時代はブログを更新しまくっていて、ファンとの交流も盛んに行なっていた選手の1人だっただけに、広報としての活躍も楽しみです。^^
そんな藤井秀悟さんは過去NPB4球団で活躍。
なんだか懐かしくなってしまいましたので、藤井秀悟さんのNPBでの活躍を勝手にざっくりまとめてみました。
Contents
藤井秀悟さんの過去活躍ざっくりまとめ!
ヤクルトスワローズ時代
早稲田大学から逆指名(2位)で即戦力投手として入団!
ヤクルト時代は2年目にいきなり14勝を上げ、セ・リーグ新人王を獲得されていたことがすごく印象に残っています。
1年目(2000年) 31試合(先発なし) 1勝 防御率4.73
2年目(2001年) 27試合 14勝8敗 防御率3.17(2完投1完封) ※新人王
2001年はヤクルトも優勝!
若松監督の「ファンの皆様…おめでとうございます!w」というスピーチの時ですねw
(若松政権の時に入団というのも良かったのかもね。)
その後も2002年と2005年にそれぞれ10勝。
藤井秀悟さんは自分の中では”すごく能力のあるピッチャー”、また”躍動感のあるピッチングフォーム”という印象が残っています。
2007年のオフに北海道日本ハムファイターズへ3対3の大型トレードで移籍。
トレードの内容は以下の通り。
藤井秀悟・坂元弥太郎・三木肇 ⇄ 川島慶三・橋本義隆・押本健彦
さらに三木肇さんは今度楽天イーグルスの監督に!!
坂本弥太郎投手はのちにベイスターズに来たり、
押本健彦投手もヤクルトのブルペン陣を長年に渡り支えていましたし、
今になって振り返ってみると、
なんだかすごいトレードでしたね・・・。
2002年 28試合 10勝9敗 防御率3.08(5完投1完封)
2003年 1試合 勝ち負けなし 防御率3.38
2004年 15試合 4勝6敗 防御率5.51
2005年 28試合 10勝12敗 防御率3.43
2006年 27試合 7勝8敗 防御率4.41(1完投)
2007年 25試合 7勝10敗 防御率5.05
北海道日本ハムファターズ時代
北海道日本ハムファイターズ時代は、2年間に渡り先発ローテーションでほぼ1年投げ抜くなど活躍しておりました。
2008年 19試合 3勝8敗 防御率3.25
2009年 22試合 7勝5敗 防御率3.53
08年はCSでも登板するなど、チームとしても重要なピッチャーの一人でした。
09年のオフにFAで読売ジャイアンツへ移籍。
ちなみにこのFA。
表向きはFAだけれども、実は日本ハムから戦力外通告を受けていたみたいです。
「新しい場所で成長したい」という理由でFA権を行使したのは表向きの理由であり、実際には藤井は日本シリーズ第5戦から3日後に戦力外通告を受けており、球団から「クビだとイメージが悪いから、FAしたことにしといてやる」と言われ仕方なくFA権を行使し「北海道を裏切ったみたいになってツラかった…」と、藤井は引退後に明かした
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/藤井秀悟
長いイニングを投げていないことと、年齢的なこと?がネックになったのでしょうか・・・。
それにしてもシビアな世界です。
独自の計算方法を持っていて、採算が合わないとなれば功労者でも容赦無くトレード放出とかするイメージがありますよね…。
読売ジャイアンツ時代
読売ジャイアンツでは2年間在籍。
1年目となった2010年は7勝をあげる活躍をするも、2年目はほとんど2軍暮らし。
2010年 23試合 7勝3敗 防御率3.76
2011年 1試合 防御率5.40
そして2011年のオフに、当時横浜ベイスターズ不動の4番だった村田修一選手のFA獲得のための人的補償として、ベイスターズにやってくることになりました。
日本ハムからは戦力外を受けていた藤井投手が、
巨人を経て横浜へは「FAの貴重な人的補償」としてやってくる。わからないものですねー。
横浜DeNAベイスターズ時代
藤井秀悟さんが移籍してきた時、ちょうど横浜DeNAベイスターズは横浜DeNA元年!
暗黒のTBS時代から生まれ変わろうとしていた時でしたね。
前年度の成績は47勝86敗11分け。
先発投手といえば2011年「三浦大輔 5勝」「高崎健太郎 5勝」が最高で、本当に散々な結果に終わっていたので、藤井秀悟さんの入団は横浜DeNAにとってかなりありがたい話でした!
藤井秀悟さんは期待に応えてくれ、2012年には7勝をあげ、2013年には開幕投手にも選ばれました!
2012年 16試合 7勝7敗 防御率3.75
2013年 21試合 6勝5敗 防御率3.54(3完投1完封)
特に2013年は、過去何年も投球回数がもたないと懸念されていたのにも関わらず、この年だけで3完投1完封!
(完封勝利はなんと11年ぶり!)
防御率はいいけど、イニング数は食えない感じ。
なのでこの3完投は本当にすごい!
ただ無理がたたったのか?わかりませんが、
この年の8月に左肘に違和感が生じ、それ以来1軍復帰はならず、2014年も登板なしで戦力外通告を受けることとなりました。
色々と無理をされていたのかもしれませんね。
トライアウトを受験するも声がかからず引退→巨人打撃投手へ
横浜DeNAから戦力外通告を受けた藤井秀悟さんは、トライアウトを受けることを決意。
トライアウトでは打者4人相手に2奪三振を奪う好投を見せるも声がかからず、2度目のトライアウトは受験しませんでした。
当時37歳。
ケガ持ちの投手となるとかなり条件は厳しいですものね。
その後現役引退を発表。
巨人との打撃投手としての契約が決まり、第二の人生を歩んでおりました。
【藤井秀悟 現役成績】
ヤクルトスワローズ
2000年 31試合 1勝 防御率4.73
2001年 27試合 14勝8敗 防御率3.17(2完投1完封) ※新人王
2002年 28試合 10勝9敗 防御率3.08(5完投1完封)
2003年 1試合 勝ち負けなし 防御率3.38
2004年 15試合 4勝6敗 防御率5.51
2005年 28試合 10勝12敗 防御率3.43
2006年 27試合 7勝8敗 防御率4.41(1完投)
2007年 25試合 7勝10敗 防御率5.05
北海道日本ハムファイターズ
2008年 19試合 3勝8敗 防御率3.25
2009年 22試合 7勝5敗 防御率3.53
読売ジャイアンツ
2010年 23試合 7勝3敗 防御率3.76
2011年 1試合 防御率5.40
横浜DeNAベイスターズ
2012年 16試合 7勝7敗 防御率3.75
2013年 21試合 6勝5敗 防御率3.54(3完投1完封)
2014年 登板なし
NPB通算14年 284試合(240先発) 11完投3完封
83勝81敗 2H 防御率3.77
横浜DeNAベイスターズへ広報兼打撃投手として復帰!
そんな藤井秀悟さん。
2020年からは、再び横浜DeNAベイスターズの広報兼打撃投手として復帰することが決定しました!
DeNAが巨人・藤井秀悟打撃投手(42)と、来年1月から球団広報兼打撃投手として契約することが19日、明らかになった。打撃投手が広報を兼ねるのはソフトバンク・柳瀬、ロッテ・手嶌らがいるが珍しく、現役最後を過ごした古巣に来季6年ぶりの復帰となる。
引用元:https://hochi.news/articles/20191119-OHT1T50264.html
過去4球団を渡り歩き、最多勝を受賞したり優勝経験もある。CSなど数々の修羅場での登板もあるし、プロ野球界でかなり経験豊富な藤井秀悟さん。
年齢も42歳とまだまだ若いし、コミュニケーション能力も高い。
横浜DeNAベイスターズにとっていい兄貴分的存在となって、チームを支えていってくれることを期待したいです!(・∀・)ノ
広報的な役割も、どんな感じになっていくのか楽しみですね。^^