横浜DeNAベイスターズの三上朋也投手と砂田毅樹投手が揃って大幅のダウン提示を受けての契約更改となりましたね。
三上投手は2000万円ダウン。
8500万円で契約更改。
砂田投手は1600万円ダウン。(限度額最高)
5600万円で契約更改。
三上投手も砂田投手も過去2年連続で60試合以上投げており、フル回転で横浜DeNAのブルペンを支えてくれていただけに、
身体が悲鳴をあげての2019年の成績につながったことが容易に想像できてしまうので・・・、
このダウン提示は少々過酷な部分も感じました。
先日は中日・祖父江投手の年俸問題でダルビッシュ選手がyoutubeで意見を述べるなど、今後も続いていきそうです。
中日の契約更改が今後も波乱含みの様相を呈している。12日の契約交渉で今季44試合に登板した祖父江が今季年俸4000万円(推定)からのダウン提示に納得できず、今年の保留第1号となり、これにダルビッシュ(カブス)が自身のSNSで中日球団の査定基準を疑問視するなどしたことで騒動となっているが、今後も保留者が続出しそうな雲行きとなっている。
引用元:https://www.tokyo-sports.co.jp/baseball/npb/1622523/
2019年は中継ぎブルペン陣。
特にエスコバー&三嶋投手は70試合以上マウンドに上がり、自転車操業並みにフル回転していました。
70試合って、ほぼ2試合に1回はマウンドに上がってますものね。
それ以外にもブルペン待機で肩は作っているでしょうし。💦
この2人が2020年も同じようにマウンドに上がり続けたらぶっ壊れてしまうことは容易に想像できてしまいますし・・・、
2020年優勝するためには、三上・砂田と実績のある2人の復活が必須となってくるのではないでしょうか。
三上投手は新人の時から守護神として活躍するなどリリーフの柱!
三上投手はルーキーの時からフル回転で活躍!
ルーキーイヤーの2014年は、元々クローザーとして投げていたソーサがコケてしまったことで、急遽三上投手が守護神として抜擢され65試合・21S・防御率2.33の活躍!
2015年こそケガで開幕を離脱してしまいましたが、それ以外の年はほぼ毎年60試合を投げ続け、横浜DeNAベイスターズのリリーフ陣を引っ張ってくれました。
山崎康晃投手が新人から5年連続で守護神として活躍&2年連続セーブ王でクローズアップされますが、三上投手のベイスターズへの貢献度もかなりのものです。
三上投手が2019年フル回転で投げられるようになれば、おのずと優勝は近づくのではないでしょうか!?
気になるのは2020年はケガ&手術から復帰のシーズンになるということ。
完全復活してくれることを祈っております。
【三上朋也 投手成績】
2014年 65試合 1勝4敗 13H 21S 防御率2.33
2015年 21試合 1勝1敗 9H 防御率0.81
2016年 59試合 2勝4敗 32H 2S 防御率2.61
2017年 61試合 3勝3敗 31H 防御率5.12
2018年 65試合 1勝1敗 25H 防御率3.05
2019年 6試合 1敗 1H 防御率5.79
砂田投手は貴重な中継ぎ左腕!
砂田投手は元々は貴重な高卒左腕(しかも育成枠!)として先発投手として期待されていましたが、2016年シーズン途中から中継ぎに転向するとこれまで以上に大活躍!
2017年・18年には62試合・70試合にマウンドに上がり続けるなど、フル回転で働いてくれました。
ただその反動からか2019年はこれまでの活きのいいピッチングを見ることができず、シーズンの大半を2軍生活となってしまいました。
契約更改の時のコメントでも「疲労」を気にしているようなコメントをしていたし、
今季は18年の70試合から大幅減のわずか16試合の登板にとどまり、防御率も5・11と納得のいく数字は残せなかった。18年シーズンの成績を落としたくないという思いから「(シーズン中に)トレーニングをして疲れてパフォーマンスが低下したらどうしようと、マイナス思考がすごく出てしまった」という。
引用元:https://www.nikkansports.com/baseball/news/201911280000406.html
ただ砂田投手の場合は手術明けというわけでもないので、再び元気に投げてくれることを願っています!
2019年の横浜DeNAベイスターズの左腕・リリーフと言えば、エスコバー投手が「74試合」と投げまくり、石田健大投手が中継ぎ・先発にフル回転。
左腕・砂田投手の復活はかなり大きなカギとなってくるのではないでしょうか!?
【砂田毅樹 成績】
2015年 14試合(先発14) 3勝5敗 防御率3.20
2016年 17試合(先発8) 2勝2敗 防御率3.78
2017年 62試合 1勝2敗 25H 防御率4.12
2018年 70試合 2敗 24H 防御率3.61
2019年 16試合 1勝 1H 防御率5.11
田中健二朗投手・トミージョン手術からの復活
ブルペン左腕として復活を期待したいのはもう1人。
2016年のベイスターズ初のCS出場や、2017年の日本シリーズ進出に大きく貢献してくれた田中健二朗投手!
2016年・17年と60試合以上に登板し、須田投手とともにブルペンを支えた田中健二朗投手。
その無理がたたったのか左肘が故障し、去年8月にはトミー・ジョン手術を受けることに・・・。
トミー・ジョン手術後復帰までは1年半ぐらいかかるとも言われているので、正直田中健二朗投手が2020年復帰するのは難しいかもしれません。
球団は幸い田中健二朗投手に対しては「功労者」として評価してくれているみたいなので、
あれから3カ月、田中は契約更改をし、育成選手としてチームに残ることになった。与えられた背番号は「046」だ。
「クビになってもおかしくないと思っていたし、本当にありがたいことですよね。まずはしっかりと復帰することがチームへの恩返しだと思っています」
契約更改の席で三原一晃代表から次のような言葉をかけられたという。
「今後も長く野球をつづけられるように焦らずにしっかりと治して欲しい。球団としては(田中を)功労者と考えているから」
引用元:https://number.bunshun.jp/articles/-/841572?page=3
新たに育成契約を結んでのスタートとなるため、本人は焦る気持ちもあるでしょうが、無理することなく復活してくれることを願っております!