TORACO(タイガース女子)が語る横浜DeNA坪井智哉コーチ！
2015年より就任！坪井智哉コーチについて語る！！その３
2015年より、横浜DeNAベイスターズ、1軍打撃コーチに就任した
坪井智哉氏のエピソードの続編記事です。
前回までの記事はこちら
・1,アマから阪神タイガースまでの軌跡
・2,日本ハムファイターズへ移籍!そして
プロ入りし、阪神・日本ハムで活躍し、戦力外通告を受け、その後なんと再契約。
この記事では、日本ハム再契約以降の坪井コーチについて話していきます。
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日本ハムと再契約・プロ初のサヨナラ
異例の再契約で、再び日本ハム所属となった坪井コーチ。
背番号は以前同様「7」となりました。
2007年、レフトで開幕スタメンを勝ち取りますが、俊足の工藤隆人選手の登場と活躍により、守備・スタメンの機会が減ってしまいます。
しかし、代打で打率4割を記録！
ここぞの勝負強さで100試合に出場し活躍します！
ちなみにこの2007年、プロ初のサヨナラヒットを打っています。
その時の新聞紙は、筆者は家宝として（笑）額縁に入れて部屋に飾っております。
対戦相手は東北楽天、ピッチャーはマー君こと田中将大投手でした。
この坪井コーチのサヨナラヒットにより日本ハムはパリーグ優勝マジック5が点灯、超満員の札幌ドームは総立ち・大騒ぎでした。
筆者は運よく札幌ドームで現地観戦しておりました。
レフトスタンドでもみくちゃになる坪井選手・・・を見たのは帰宅後のスポーツニュースで、現地では近くのファンに私がなぜかもみくちゃにされました。
野球観戦で泣いたのは、あの時が初めてだったと記憶しています。
2006年の日本シリーズ優勝では泣かなかったのに・・・（笑）
何でしょう、あの戦力外通告の事や再契約の後、テレビに映っていた坪井コーチの表情、再び背番号7番を見ている奇跡に近いこの現実・・・色々な事が一気にこみあげてきました。
あの時の札幌ドームでの自分の涙は、今も忘れられませんし、あの世に行くまで忘れません。あの世まで持っていこうと思います（怖いわ！笑）
チームメイトに祝福される坪井コーチを見て本当に嬉しかったし、止まらない涙で化粧がほとんど落ちていたと思いますが「ありがとう、ありがとう」と何度も言っていました。
ホームベースを踏んだ紺田コーチ（現日本ハムコーチ）にも感謝でした。
この打席、坪井コーチは笑顔で打席に入ったとの事。
「笑顔のあるところに勝利の女神は舞い降りる」という言葉を思い出し、バッターボックスに入る際に実践したそうです。
言葉通り、明るく前向きに笑顔で勝負に向かった坪井コーチに、勝利の女神が訪れたのではないでしょうか。
かなり坪井コーチの打席を（テレビ、生含めて）見ていますが、正直ここまで喜びを爆発させる坪井コーチは初めて見ました。
明るくて爽やかな坪井コーチですけど、寡黙で派手なパフォーマンスはしなかったので、とても新鮮でしたし、驚きました。
あの時、札幌ドームに行って良かった、スポーツ紙を買いまくって良かったと心から思っています。
あれからもう8年経ちますが、ずっと心に刻まれており、鮮明に思い出します。
沢山、坪井コーチの素晴らしいバッティングや安打を見ていますが、この試合だけは思い入れがありどうしても皆さんにお話ししたかったので、こんなに長くなってしまいました。
申し訳ありません。
すみませんが、まだ坪井コーチへの熱い思いをお話しさせて頂けないでしょうか。
次は、梨田監督政権時代の日本ハムでのエピソードから始めます。
どうか、お付き合い頂ければと思います・・・。
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