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千葉ロッテマリーンズ,史上最大の下剋上!前回2010年優勝メンバーは
千葉ロッテマリーンズが最後に優勝したのは
2010年のこと
この時はシーズン3位に終わりながらも
クライマックスシリーズを逆転に次ぐ逆転で勝ち上がり
(初戦からすごかった!9回4点ビハインドからの逆転勝ち)
その勢いそのままに
日本シリーズも中日ドラゴンズを相手に
4勝2敗1分けで見事制覇してしまいました!
2005年のボビー・バレンタインの時と言い
クライマックスシリーズでは無類の勝負強さを見せるマリーンズ
2010年の時は当時現役だった里崎選手が
クライマックスシリーズ中に
「最高の下剋上を見せる!」と宣言し
そしてその宣言通り
マリーンズがシーズン3位からの
前代未聞の日本シリーズ制覇を達成した際には
メディアではこの優勝のことを
“史上最大の下剋上”と言うようになりました!
その前回2010年優勝時の
主なスタメンはいったいどんなメンバーだったのでしょう
気になったので
ちょっと調べてみました!
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2010年:千葉ロッテマリーンズ,主なスタメン
1番:ショート:西岡剛 (26歳)
.346(596-206) 11本 59打点 22盗塁
マリーンズ切り込み隊長は西岡選手
144試合フルイニング出場
そして最多安打&首位打者を獲得!
色々と打順が組み替えられる中で
この1番の西岡選手と3番井口選手は固定でした
前回優勝の2005年とは違い
2010年はキャプテンとしてマリーンズを引っ張り
優勝の瞬間の涙はその苦労を物語っておりましたよね
このオフにメジャー挑戦を果たすことに
2番:センター:荻野貴司 (25歳)
.326(175-57) 1本 17打点 25盗塁
ドラフト1位で入団するや
その自慢の快足を活かし、球界に衝撃を与えた
ルーキーの荻野貴司選手が2番!
開幕46試合で25盗塁(失敗もわずか3)を記録するなど
チームには欠かせない存在でしたが
5月21日,ケガにより長期離脱となり
それ以降このシーズン1軍復帰はかないませんでした
荻野選手の代わりにセンターのポジションでは
守備職人:岡田選手や同期入団の清田選手が活躍しました!
3番:セカンド:井口資仁 (36歳)
.294(531-156) 17本 103打点
前年度メジャーリーグから逆輸入してきた
経験豊富な井口選手が3番!
ツーベース44本
フォアボール98個はリーグトップ
103打点(リーグ2位)もたたき上げ勝負強さも健在
チームには欠かせない存在でした
4番:ファースト:金泰均 (28歳)
.268(527-141) 21本 92打点
前年度のWBCで韓国代表として全試合出場
大会ベストナインにも選ばれた金泰均選手が4番!
松坂大輔から東京ドームで放ったアーチは忘れられません…
184cm、100kgオーバーの巨体に似合わず
卓越したバットコントロールを持つ金泰均選手
日本と韓国の野球の違いに苦しみ
翌年マリーンズを退団することに
5番:レフト:大松尚逸 (28歳)
.260(534-139) 16本 68打点
一発長打を秘める大松選手が5番!
シーズン終盤に調子を落とし
7番に打順が代わるも
68打点を記録しチームの勝利に貢献
6番:ライト:サブロー (34歳)
.261(452-118) 19本 71打点
勝負強い打撃のベテランサブローが6番!
シーズン71打点は自己最多記録
クライマックスシリーズと日本シリーズは
全試合4番打者として出場し
マリーンズ日本一に貢献しました
7番:DH:福浦和也 (35歳)
.295(322-95) 13本 61打点
幕張の安打製造機:福浦選手が7番!
金泰均選手がファーストを守ることもあり
福浦選手はDHや代打の切り札での出場が多かったこのシーズン
クライマックスシリーズでは
西武ライオンズ戦の延長11回
勝ち越しホームランを打ち勝利に貢献したのは印象的でした!
DH部門でベストナイン賞受賞
8番:キャッチャー:里崎智也 (34歳)
.263(247-65) 10本 29打点
一発長打と抜群の勝負強さを見せる
里崎選手が8番!
このシーズンはケガにも苦しみ
78試合の出場のみとなった里崎選手だったが
クライマックスシリーズでは
それぞれ負けている9回に
第一戦では同点タイムリー
第二戦では同点ソロホームランを放ち
無類の勝負強さを見せつけてくれました!
9番:サード:今江敏晃 (27歳)
.331(531-176) 10本 77打点
9番はサード:今江選手!
シーズン序盤は9番だったものの
荻野選手がケガで離脱と2番に
さらに清田選手が2番に定着すると
勝負強い打撃を買われ5番を打つことも
日本シリーズでは打率.444を記録し
8打席連続安打を記録した2005年に引き続き
シリーズMVPを獲得!
他にも
日本シリーズ中日の浅尾投手から決勝打を放った
守備職人:岡田選手や
同じく日本シリーズで新人ながら大活躍し(新人記録も樹立)
優秀選手賞を獲得した:清田選手
リードと守備に定評があり
里崎選手がケガ離脱した時はチームを支えた
的場選手などが活躍をしておりました
こうしてみると
マリーンズには勝負強いバッターが多いですよね!
西岡、井口、サブロー、福浦、里崎、今江
どの選手を見ても
何かやってくれるという期待感があります
その勝負強さは
ポストシーズンで大爆発!
史上最大の下剋上を成し遂げてしまいました
2010年:千葉ロッテマリーンズ,主なピッチャー
成瀬善久 (25歳)
28試合 13勝11敗 防御率3.31
開幕投手を務めた
当時のエース:成瀬投手がシーズン13勝
クライマックスシリーズでは
ソフトバンク相手に1失点完投勝利&1完封勝利を上げ
見事MVPを獲得!
マーフィー (29歳)
38試合 12勝6敗 防御率3.75
新外国人のマーフィーが12勝
シーズン中盤から先発ローテーションに入ると
負けなしの6連勝を記録!
84四死球&11暴投はリーグ最多
荒れ球を武器に活躍しました
小林 宏之 (32歳)
57試合 3勝3敗29セーブ 防御率2.21
このシーズンから抑えに転向し
見事復活を遂げた小林宏之投手が守護神!
他には先発投手として
渡辺俊介:26試合 8勝8敗 防御率4.49
吉見祐治:21試合 6勝7敗 防御率5.18
小野晋吾:27試合 5勝4敗 防御率3.97
唐川侑己:11試合 6勝3敗 防御率2.71
中継ぎ投手として
古谷拓哉:58試合 3勝0敗 防御率2.91
伊藤義弘:65試合 1勝2敗1セーブ 防御率3.48
薮田安彦:63試合 2勝5敗1セーブ 防御率3.15
逆転に次ぐ逆転でプレーオフを勝ち上がり
日本シリーズ出場権を獲得したマリーンズ
日本シリーズでも
ソフトバンクホークスに早々に王手をかけられるも
4戦,5戦と勝利し
6戦には7-0と圧勝!
ボビー・バレンタイン監督から西村監督に代わり1年目
チームスローガンを「和」と掲げ脱ボビーをはかったマリーンズ
最後にも大逆転を果たし
史上最大の下剋上を完成させた千葉ロッテマリーンズでした
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