横浜DeNAベイスターズのラミレス監督は、来年度のファーストはロペス固定ではなくソトとロペスを競わせる・併用していくと考えているとの記事がでましたね。
DeNAのアレックス・ラミレス監督(45)が27日、神奈川県内のゴルフ場で「ラミちゃんチャリティーVAMOSゴルフコンペ2019」を開催。来季、ネフタリ・ソト内野手(30)を一塁で起用するプランを明かした。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191128-00000037-dal-base
正直ちょっとビックリしましたが、
でもロペスの年齢(36歳)などを考えると、ファースト・ロペス固定で行くよりも、代替案などを考えながらシーズンを迎えた方が安心といえば安心ですよね。
また、ラミちゃんも別の記事では「オプションの1つ」のようなニュアンスでも言っていますし、
「新しい試みです。ロペス、ソトで一塁を守らせることを考えている。ソトが一塁をある程度のレベルでできれば、オプションがかなり増える」
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191128-00000065-spnannex-base
ロペス選手が全く起用されなくなるということは少なくともなさそうです。
オフにはメジャーで33本のホームランを打った「オースティン」を獲得しましたし、
キャンプ・オープン戦をこなし、シーズン開幕時にはどのような布陣になっているのかが楽しみです。^^
余談ですが・・・、ベイスターズの右の助っ人強打者と言われると、今だにジェイミー・ロマック氏を思い出してしまう。
試合前に入念にアップを繰り返すロマック選手。
dianaが踊っていようが関係ありません。
韓国球界に渡り、その後大活躍されて、嬉しいです。^^
ロマック・・・好きだったなぁーーーー!
Contents
2019年横浜DeNA1の打席数をこなしたロペス!成績は悪くない!?
「ソトがファーストの守備位置に挑戦する=ロペスに何かしらの不安が残る」という表れでもありますが、
2019年横浜DeNAベイスターズは、外国人助っ人であるロペスがチーム1の打席数をこなしてくれました。
本塁打王・ソトでもなく、
チームの主砲でありキャプテン・筒香でもなく、
35歳の大ベテラン・ロペス選手でした。
そしてロペス選手の成績はこちら!
【2019年 ロペス成績】
142試合 .241(551-133) 31本 84打点
文句なしの数字でしょう!
という声も聞こえてきますが、
それでも「30発80打点以上」は立派な数字ですし、得点圏も.266とそこまで悪くない。
打率は.241と物足りない感じもしますが、まだまだやってくれるのではないでしょうか。
またロペス選手の魅力はファーストの守備にもあります。
守備範囲はさほど広くはないにしても確実にアウトを取ってくれますし、
何より内野手が投げた「中途半端なハーフバウンド送球の処理が抜群にうまい!」。
1つのヒットを打つよりも、1つのアウトをしっかりと増やしてくれる方が価値が高いとも言います。
そしてチームを鼓舞してくれる存在感。
フォアザチーム精神。
2年連続本塁打王ソト!絶対にハズせない!
ソトファースト案が出る背景には「ソトは絶対にハズせない。守備は少し目をつぶっても、どんなポジションでも出させたい!」ということもあります。
2年連続本塁打王のソト選手の成績はこちら!
【2019年 ソト成績】
141試合 .269(516-139) 43本 108打点 ※本塁打王・打点王
2年連続本塁打王&セ・リーグ打点王も獲得し、絶対にハズすことのできない選手ですよね。
また序盤戦ではチャンスであっさり凡退してしまうシーンもありましたが、シーズン途中からヒットを打ち出すようになり、シーズン終わってみれば得点圏打率は.328とチャンスに強いバッターにもなっていました!
ソト選手は絶対にハズせない!
ソト選手が日本に来た当初はあまり期待されていなかったけど(外国人枠の関係でそもそも1軍にいなかった…。)、まさかここまで活躍してくれるとは・・・。
本当にありがとう!
ローズはマジですごかった。エグかった・・・。
(1999年 打率.369 37HR 153打点(99年))
1つの代替案としては全然あり!(すべてうまく行くハズないし)
ロペスがケガをする可能性もある
今までの状態を保てるのならば、個人的にはロペスがファーストを守ることが1番安定感があるし、ベストなのではないかと考えます。
ただロペス選手がケガをする可能性もあります。
36歳という年齢もあるし、2018年には太ももの肉離れ(たしか)で、2度の離脱をしました。
そのことを考えるとファーストを守れる選手を増やし可能性を広げておくことはありなのではないでしょうか。
ちなみに2019年の横浜DeNAベイスターズでファーストを守った選手は3選手。
【2019年 横浜DeNAファースト】
ロペス 142試合 7失策
佐野恵太 7試合 1失策
中井大介 3試合
中井選手は積極的にファーストでの起用というよりかは、いろいろな守備位置を守れる上でのファーストでも出れるよ!という感じですし、佐野選手は外野でバリバリ活躍してくれる予感もします。
そのことを考えると、ソト選手のファーストの可能性を広げておくのもありでしょう。
オースティンが全く打てない可能性もある
(写真はロマック選手です。ひたむきで好きな選手でした。)
ソト・ファースト案は「オースティンをライトで出場させるため」という背景からも成り立っています。
一塁手の「激アツバトル」のゴングが鳴る。DeNAのラミレス監督が来季、2年連続本塁打王のソトを一塁起用するプランを明かした。ヤンキースの有望株として注目されたメジャー通算33本塁打の新外国人・オースティン(前ブルワーズ)について「右翼になると思う」と明言。ロペスとソトを競わせる。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191128-00000065-spnannex-base
オースティン選手の評価は結構高いですよね。
ただ、
助っ人外国人選手は蓋を開けてみないことには全くわかりません。
本当に全くわからない。笑
どんなに優れたスカウトでもハズすことはあります。
オースティン選手が全然ダメだったら・・・、
結局はロペス選手がファーストで出続け、シーズン終わってみたら2年連続チーム1の打席数をこなしていたということも全然あり得ます。笑
ソトがファースト守備適性が全くない可能性もある(少し)
ソト選手がファーストの守備を全くできなかった・・・ということも考えられます。
ソト選手はもともと内野手ですのでその可能性は少なそうですが、でもソト選手に適性がなければ、ファーストの起用は難しいですよね。
支配下登録されている外国人は6人・厳しい争い!
横浜DeNAベイスターズが来季支配下登録される助っ人外国人は今の所6選手。
【横浜DeNAベイスターズ2020年助っ人(支配下登録)】
野手
・ロペス
・ソト
・オースティン(新)
投手
・エスコバー
・パットン
・ピープルズ(新)
1軍外国人登録枠は4名。
(現在は登録のみ5名に増加!)
しかも投手or野手4名は登録できません。
・投手3人、野手1人
・投手2人、野手2人
・投手1人、野手3人
いずれかのパターンです。
どちらにしても2名は2軍で待機。
厳しい世界です・・・。
(さらに育成枠にもコルデロなど外国人選手はいますし…本当に厳しい世界ですね。汗)
・・・というわけで、
ソト・ファースト案は1つのオプションなわけで、
これからキャンプ・オープン戦と熾烈な争いがあり・・・、
シーズン開幕開けてみてどうなるかということですよね!
(春が待ち遠しすぎる・・・w)