2018年オフに巨人を戦力外になった中井大介選手。
高卒ドラフト3位で入団してから10年間巨人に在籍し、2017年には90試合&254打席出場しある程度の成績を残していましたが、吉川や田中など若手内野手の台頭などもあり、1年後オフにまさかの戦力外に。
そこへ内野手が手薄な横浜DeNAベイスターズが獲得することとなったのですが・・・、
2019年の中井大介選手の活躍はどのようなものだったのでしょうか!?
個人的には中井選手が来てくれて、すごく助かったと感じています。
(個人的には思い切りのいいバッティングが好きです!)
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中井大介 2019年打撃成績 79試合 .248(161-40) 3本 7打点 2盗塁
中井大介選手の今シーズンの成績は、
【中井大介選手 2019成績】
79試合出場 .248(161-40) 3本 7打点 2盗塁(1失敗)
出塁率.322 OPS.651 得点圏.172
1年間ほぼ1軍に帯同し(2軍落ちは1度のみ!)、貴重な控えプレイヤーとして、はたまた攻撃のアクセントとして活躍してくれました。
好不調の波も少なく、どこでも守れる器用さ。
時には1番バッターとしても試合に出場し、チームを引っ張ってくれました。
(決して盗塁できるタイプではないけど、2018年のベイスターズの野球が盗塁を求めてなかったので、1番でも良かったのではないかと。)
打率・打点共に物足りない感じもしますが、レギュラーとしてで続けているわけではないですし、代打だけの出場も多かった。内野守備も無難にこなした。
そのことを考えると2割5分の打撃は個人的には良しなのではないかなと感じています。
中井大介 2019年特筆した活躍・成績は!?
ユーティリティプレイヤー・2019年は4つの守備位置を守る
中井大介選手の1番の特徴でもある「ユーティリティプレイヤー」。
2019年は4つのポジションでの出場機会がありました。
【2019年 中井大介 守備出場機会】
ファースト 3試合
セカンド 44試合 4失策
サード 8試合
外野 1試合
外野も守れる中井選手。
(巨人時代の2018年には42試合出場しています)
左投手に強い .266(109-29) 3本 7打点
左投手に強いというのも中井選手の特徴。
【2019年 中井大介 対左投手成績】
.266(109-29) 3本 7打点
ホームラン3本・打点7はすべて左投手から打っているものです。
(逆に言えば、それだけ右投手は苦手にしていたということになりますが…💦)
左投手に強い中井選手が、相手左腕に合わせスタメン出場する機会もまだまだありそうです。
代打成績も良い .276(29-8)
代打成績も良い!
「.250打てればいい方」とも言われているほど難しい代打でも、しっかりと応えています。
タイプ的に桑原選手や倉本選手などは、シーズン通して出場しないと調子を保つことが難しい様子ですが、
中井選手は途中から試合に出場してもしっかり結果を残すことができる。
これも一つの能力と評価しても良いのではないでしょうか。
バント成功率100%(3-3)
機会は少なかったと言えど、バントもしっかりと決めています。
バント成功率は大体80%程度。
ベイスターズが優勝するためには経験豊富(プロ13年)なベテランの力が必要
もし横浜DeNAベイスターズが以前の暗黒時代のように最下位をウロウロしていて、これからチーム作りをしていくような状態だったら、30歳の中井選手のようなタイプは必要ないのかもしれません。
それだったら、3割打ったり、40発放り込んだり、50盗塁してしまう可能性が少しでもあるような、活きのいい20代の若手を育てるべきでしょう。
でも今シーズン2位。
これから優勝争いをしていくチームにおいては、選手を育てることもそうですが、中井選手のように「いつどこで出しても、ミスも少なく、コンスタントに活躍してくれる。」ある程度計算のできる選手はとても大事なのではないでしょうか。
2020年でプロ13年&2球団を経験しているキャリアもすばらしい。
それに中堅と言えどまだまだ30歳。
三上・伊藤光・武藤・平田・田中健二朗選手たちが同級生ですね!
まだまだやってくれるでしょう。