11/24に行われた横浜DeNAベイスターズのファンフェスタで荒波翔さんの引退セレモニーが行われましたね。
スターマンが
荒波さんに
ベイスターズの
ユニフォームを着させてる! pic.twitter.com/LUclACrn34— baybaysaru (@baysarustars) November 24, 2019
荒波翔さんは、地元横浜高校出身の選手で、ベイスターズとしても期待していた選手でした。
荒波選手は横浜高校を卒業ののち、
東海大学→トヨタ自動車を経て、横浜ベイスターズに3位入団。
即戦力として1年目から出場すると、
2年目・3年目にはゴールデングラブ賞を受賞するなど活躍。
このままベイスターズを長く背負っていく選手になると期待していたのですけれどもね。
赤いリストバンド&手袋とストッキングの姿はカッコ良かった!
ただケガも重なり、33歳という年齢で現役引退となってしまいました。
今後は横浜DeNAベイスターズ・アカデミーの講師として、また新たにBCリーグに参戦する「神奈川フューチャードリームス」の球団アドバイザーとして、横浜・神奈川の野球の発展に携わっていくとのこと。
これからのご活躍も楽しみです!
Contents
横浜DeNAベイスターズ:荒波翔選手・現役時代の成績・活躍を思い出とともに勝手にまとめてみた
横浜DeNA創設期・中畑監督に若さ+俊足と守備力を買われ活躍!
荒波選手は1年目から1軍の試合に出場!
6盗塁を決めるなど、将来性を感じる活躍をしてくれました。
そして、荒波選手が最も活躍したのは、横浜DeNAベイスターズ元年の2012年。荒波選手が2年目・3年目の時でしょうか。
当時の横浜DeNAベイスターズの外野手は、金城選手、下園選手、森本選手(FAで入団)などベテランの域に突入している選手が多く、またチーム状況も暗黒期真っ只中でしたから、即戦力として入ってきた若く息のいい荒波選手は積極的に起用されるようになりました。
特に2年目には「141試合・550打席クリア」などレギュラーとして試合出場し、ゴールデングラブ賞を獲得するなど、横浜DeNAベイスターズの看板選手として一気にのし上がりました。
3年目も右ほほの骨を折る不運なケガをしてしまい(顔面ということで多くの女性ファンが涙してました)、
出場試合数こそ落としたものの、2年連続のゴールデングラブ賞を受賞!
【荒波翔 成績】
2011年 28試合 .256(86-22) 1打点 6盗塁(1失敗)
2012年 141試合 .268(504-135) 1本 25打点 24盗塁(12失敗) ※GG賞
2013年 126試合 .258(445-115) 2本 30打点 19盗塁(9失敗) ※GG賞
このままセンターorライトのレギュラーとしてベイスターズを引っ張ってくれる選手に成長していくと思っていました。
ケガ・若手の台頭に飲まれ徐々に出場機会を失っていく
ただ、ケガが多い荒波選手。
2014年・15年は一定の活躍をするも、ケガでくすぶっている間に「桑原将志」や「梶谷隆幸」「筒香嘉智」など活きのいい若手の突き上げもあり、ポジション争いが厳しい立場になっていきます。
2014年 63試合 .271(188-51) 3本 18打点 9盗塁(1失敗)
2015年 70試合 .298(188-56) 4本 14打点 4盗塁(3失敗)
ケガは野球選手にとって戦いですね。…厳しい世界。
極度の打撃不振…激しい外野レギュラー争いから脱落
2016年からは極度の打撃不振に陥った荒波選手。
過去の実績もあるし、何度も1軍に呼ばれては起用されるも、結果を出すことができず…、
2017年までは外野のレギュラーは「筒香・桑原・梶谷」でほぼ固定。
2018年も「神里和毅」「乙坂智」や「佐野恵太」などの若手の台頭があり、2018年オフに戦力外を受けることとなってしまいました。
2016年 36試合 .195(87-17) 7打点 0盗塁(1失敗)
2017年 47試合 .226(62-14) 1打点
2018年 11試合 .000(11-0) 0盗塁(1失敗)
外野手はいくら守備が上手くても、打てない(もしくは盗塁できない)と厳しい。厳しい世界ですね・・・。( ;∀;)
荒波翔選手の思い出を勝手に書きだしてみた!
足がとにかく早く球際に強かった!
取れそうもないフライもスススっと画面端から現れては、猿のようにダイビングキャッチを決めて何度もチームを救ってくれました!
(走り方も、ボールに飛びつく姿も猿っぽい!)
今現役で活躍している、ロッテの超俊足:荻野貴司選手が「ベース1周走で1秒差をつけられてしまう」というほど!
(荻野選手はトヨタ自動車時代の元チームメイト。同級生。)
走っている姿はすごく躍動感があって、観ているだけでも楽しかったです。
(ほんと独特な走り方でしたよ!)
(エラーした時に、ボールを取りにいく前に脱げてしまった帽子を取ってしまったこともありましたね。笑)
肩もバリ強かった!
足が早いだけでなく、肩もめちゃくちゃ強かったです!
僕が記憶に残っているのは、ライトフライでタッチアップをした阪神・西岡選手をダイレクト返球で刺したプレー!
西岡選手はアキレス腱を切る前ですし、盗塁王を獲得した全盛期の時ではないにしろ、一定以上に足は早かったはず。
その西岡選手を矢のような送球で、しかもキャッチャー高城選手へのストライク返球で刺したプレーは、未だ記憶に強烈に残ってます!
出囃子と応援歌がカッコ良かった!
荒波選手の出囃子は横浜スタジアムが盛り上がる瞬間の1つでした!
ケツメイシさん「カーニバル」の登場曲が流れると、みんなでタオルを回して盛り上がりましたよねー!
応援歌のSHOW(翔)の部分でも、手を上げて「SHOW!」と。
荒波選手の応援歌もかっこよかったですね!
煌めくフィールド
荒波SHOW!見せてくれ
歓声浴びて翔け
さぁ疾風(かぜ)の如く
カッコ良い!
他にも荒波さんといえばスターマンとの絡みだったり、
横浜高校出身ということでも話題に上がったりしましたね。石川さんはそれこそバリバリ一緒にやってますからね。(荒波さんが1個上)。
引退された荒波選手にユニフォームを渡すスターマンと、荒波さんの上着を持つチャピー
荒波さんは最後までスターマンとチャピーを可愛がっていらっしゃいました。スターマンといえば荒波さん、荒波さんと言えばスターマンでした。
荒波さんのスピーチ、涙無しでは見れませんでした。😢 pic.twitter.com/2T9U5RAStn— はまみ🍥 (@tanustars) November 24, 2019
今後も横浜DeNAベイスターズに携わっていくとのことですし、これからの荒波さんの活躍も楽しみにしております。
たくさんの素晴らしいプレー。ありがとうございました!