横浜DeNA、プロ未経験ブルペン捕手を育成コーチへ!かつては近鉄でも…
横浜DeNAベイスターズの現ブルペン捕手の藤田和男さんが
来2015シーズンから2軍の育成コーチに就任したニュース記事が出ました
この方、プロ野球の世界でプレーした経験のない中での育成コーチへ大抜擢!
DeNAの藤田和男ブルペン捕手兼2軍用具担当(34)が来季の2軍育成コーチに就任することが29日、分かった。藤田ブルペン捕手は右投左打ちの捕手で今治西(愛媛)、同志社大を経て日本生命で9年間プレー。2010年限りで現役引退した。12年からDeNAとブルペン捕手で契約を結び、打撃投手も務めるなど3年間裏方でチームを支えた。プロでプレー経験がなく指導歴もないため、異例の配置転換となる。球団関係者は「凄く真面目な人。練習にも最後まで付き合ってサポートしてくれる」と話し、若手のプレーを分析する眼力、野球に対して真摯(しんし)に取り組む姿勢を高く評価。高浦己佐緒育成コーチ(62)が今季限りで退団したため、後任のポストに抜てきした。引用元:http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/10/30/kiji/K20141030009195000.html
最初にニュースの記事見出しを見たときに
『プロ未経験者が来季コーチ契約』
ということで、かなりビックリしたけれども
記事内容を読んでみると納得です
(cf:横浜DeNA用具係入来祐作さんソフトバンクのコーチに…)
プロ経験こそないものの
高校では名門今治西高校
大学野球も経て、社会人でもバリバリ9年間プレーしてきた野球人
しかもDeNAとはブルペン捕手としての契約だけれども
打撃投手なども務め、3年間真摯に取り組んできた真面目な方
練習にも最後まで付き合ってサポートしてくれる
というのもいいじゃない
34歳というコーチ陣としては若い年齢も
若手がたくさんいる横浜DeNA2軍の育成にピッタリでは!?
未だコーチとしての指導経験がないということですが
プロ野球選手が引退してコーチに転職する時も
みんな未経験から始まるわけだし
何もそんなに特別なことではないと思います
そんなこと言ったら
日本ハムファイターズの栗山監督何て
タレントからコーチ業すっとばしていきなり監督就任ですもんね
藤田さんが今後どんないい影響をまきおこしてくれるのか
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かつては近鉄や千葉ロッテマリーンズでも
この藤田和男さんの
プロ未経験者を育成コーチへ大抜擢記事を読んで
かつての近鉄バファローズや千葉ロッテマリーンズでの
立花龍司さんを思い出しました
立花龍司さんもプロ野球の世界で1度もプレーしたことがないけれども
コーチとして契約を結んだことがある方
1989年にコンディショニングコーチとして近鉄バファローズと契約
根性主義の日本の野球界に
アメリカで学んだ合理的な最新のトレーニング論や指導方法などを展開し
当時は話題になりましたよね
ただ、当時まだ閉鎖的な日本プロ野球界において立花さんは疎んじられることもあり
その理論も受け入れられなかったことも多かったようですが・・・
やっぱり他のコーチ陣からしたら
「今まで俺はプロでやってきたんだ」
「一流選手としてバリバリ活躍してきたんだ」
というプライド?があるでしょうしね
閉鎖的な世界なだけに
色々と問題もありそうですしね
今回の藤田さんの例を考えると
名選手が必ずしも名コーチになれるわけではないし
逆にブルペン捕手や打撃投手として一緒に汗を流してきた藤田さんの方が
色々と見えていることもあるでしょうし
どのような風が吹くのか、楽しみです
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