WBSCプレミア12:横浜DeNA山崎康晃!ツーシームと度胸を武器に

2015年成績
58試合 2勝4敗37セーブ 7ホールド 防御率1.92
ルーキーの新人記録を更新!
WBSCプレミア12で期待の星は横浜DeNAベイスターズの小さな大魔神:山崎康晃投手です。
今年はルーキーながら37セーブという記録を達成して新人の記録を更新しました。
山崎康晃投手がストッパーに配置されたきっかけは

特に前半戦は首位で折り返したのも山崎康晃投手の働きも大きかったです。
(cf:横浜DeNA,98年以来17年ぶり首位で前半戦折り返し…優勝)
事の始まりは抑えに起用する予定だった三上投手が故障をしました。
当時はエレラ投手や国吉投手もいまひとつで中畑監督はストッパーの人選に悩んでいました。
そこでオープン戦で中継ぎとして結果を残した山崎投手にクローザーとしてチャンスが巡ってきて、そのチャンスを見事にものにしました。
山崎康晃投手がストッパーとして指名されたのは本当に開幕直前で
先発だといまひとつだが短いイニングだといい投球をすることが判明し、山崎康晃投手本人も厳しくてしびれる場面で投げることにやりがいを感じて、ストッパーをやりたいと自ら申し出たというエピソードがあります。
そこで中畑監督の問いかけに対しても迷いもなく即答して、開幕直前まで決まらなかったストッパーが山崎康晃投手の直訴によってようやく決まりました。
いざ開幕して3月31日に初セーブを記録して
(cf:2015年ハマスタ開幕戦観戦記!バルさん満塁弾,山崎康プロ初セーブ)
以後も順調にセーブを重ねていき、4月28日から5月6日までのゴールデンウイークの9連戦に6セーブをあげるというすさまじい活躍をみせて、もはや大魔神という言葉さえ出てくるようになりました。新人とは思えない投球内容でした。
山崎康晃投手の持ち味は?!

山崎康晃投手の持ち味は鋭く落ちるツーシームとマウンド度胸に定評があります。
しかし大きな壁もありました。5月24日の阪神戦で上本選手に対して頭部死球で危険球退場処分を受けて、両軍が乱闘騒ぎになりその後の投球に影響が出ないか危惧されたが、その後遺症もなかったことは新人離れしていると思いました。
自分の方からストッパーの仕事を直訴ぐらいの度胸の持ち主なのだから気持ちのきりかえも早かったと思います。
そもそも亜細亜大学時代からストッパーとしての適性はありました。
絶対に打ち取るという気迫とメンタル面の強さが出ていて、打者に向かっていく姿勢に力強さを感じます。
WBSCプレミア12でも僅差の場面で投げて有名になって、来年への飛躍のきっかけにしてほしいです。
<ウッドストックは鳥さん>