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横浜DeNA16年新戦力白根尚貴:育成契約断りベイへ!長打力活かし
16年横浜DeNAにやってきた白根尚貴選手。
ソフトバンクから育成契約を打診されるも断り、支配下登録にこだわりトライアウトを受験、そして横浜DeNAの目に留まり、見事支配下登録を勝ち取った経歴があります。
ものすごいガッツある選手ですよね。
確かにソフトバンクの育成選手の数と言ったら、2016年開幕前の時点で20人以上いるので、もし仮に育成契約を結んだところで再び支配下登録を勝ち取れる可能性はキビシイと言わざるを得ないけれども、
トライアウトをしたところで、契約に結びつくケースもほとんどないと言われております。
そんな崖っぷちの状況で、見事NPB球団と契約&支配下登録を勝ち取った:白根尚貴選手。
横浜DeNAとしても何か光るモノがあったから、契約を結んだはず。
手薄な横浜DeNAの内野陣にいい刺激を、そして見事持ち前の長打力を活かし、花開いてもらいたいですね!
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2011年ドラフト4位:高校通算40本塁打の長打力!
白根尚貴選手は2011年のドラフト4位で、島根県の開星高等学校からソフトバンクへ入団。
開成高校の先輩として、横浜DeNAの梶谷選手がいますね!
白根選手と横浜DeNAとの契約が決まった時には、梶谷選手が白根選手に電話をし、なじみのない関東での生活のことなどに気をかけてくれるなどのやり取りがあったそうです。
梶谷選手、後輩思いのいい方ですね。
白根選手は甲子園のマウンドに立つなど、投手としても活躍していたけれども、その持ち前の長打力を買われ、内野手としてプロの世界へ。
ただ、ルーキーイヤーにいきなりトミージョン手術を受けたり、2年目にも7月に肩を亜脱臼するなど、ケガに泣かされ続けました。
さらに3年目シーズンも2軍で7打数無安打とほとんど結果を残すことができませんでした。(3軍戦ではホームラン10本。)
そして3年目終了となる2014年オフに、支配下登録から育成契約に切り替えられることとなります。
育成契約として臨んだ2015年、ようやくプロの水にも慣れ、2軍のオールスター「フレッシュオールスター」でウエスタンリーグの選抜メンバーに選ばれたり、
3軍戦で52試合出場で打率.335を残すなど、結果を残してきました。
そしてソフトバンクとしては育成契約を更新し、成長を見届ける方針だったのですが、白根選手が支配下登録にこだわったため、今回横浜DeNAに来ることとなりました。
まさに崖っぷちから、花開こうとしている若手選手です。
年齢も22歳と若く、成長見込み充分!
どこまで才能を開花させることができるのか楽しみですね。
同じようにソフトバンク育成から他球団で花開いた亀澤恭平
今回の白根選手のように、ソフトバンクの育成契約から、2014年に中日ドラゴンズに支配下登録をされた亀澤恭平選手。
ソフトバンク時代は育成契約ということで、1軍登録は1度もありませんでしたが、2015年は一気に活躍の場を増やし106試合に出場!
【2015年亀澤恭平選手の成績】
106試合 .269(331-89) 0本 12打点 9盗塁(8盗塁死)
堅実な守備力を武器に、中日にとって必要な選手となりました。
白根選手も内野陣が手薄な横浜DeNAでは十二分にチャンスが沢山あると思います。
宮崎選手の代わりに1軍キャンプ登録を勝ち取る!
同じ内野ポジションで、同じく長打力やバッティングが武器な宮崎選手が、足首を負傷したために2軍降格。
その穴を埋める形で、早くも白根選手が1軍キャンプ合流を果たしました!
白根選手のポジションは主にサード。
サードにはバルさん(バルディリス)選手の代わりに、新外国人:ロマック選手を獲得。
ただ、このロマック選手が日本の野球と相性がよく、活躍するとは全く保障されておりません。
さらに、1軍での右の代打を考えると、まず後藤武敏(ゴメス)選手が考えられますが、後藤武敏ゴメス選手の調子いかんでは、一発長打の魅力を秘める白根選手がこのポジションを担うようになる可能性も・・・なきにしもあらず。
シーズンが始まり、崖っぷちを経験し続けた、この若き22歳、白根選手がどこまで活躍してくれるのか楽しみですね!
がんばれ、横浜DeNAベイスターズ!!
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