日本一相手投手に球を投げさせた!いぶし銀プレイヤー:中島卓也
プレミア12を控えた侍ジャパンは今回もすごい顔ぶれが出揃いました。
投手陣では今やパ・リーグを代表する二刀流、大谷翔平投手、二度目の沢村賞を獲得した前田健太投手等各球団のエースと呼ばれる顔ぶれが
打者では200安打を達成した埼玉西武ライオンズの秋山翔吾選手、おかわり君の愛称でお馴染みの中村剛也選手、ファイターズの若き主砲、中田翔選手、そしてトリプルスリーを達成した山田哲人選手とまさに優勝を目指すにふさわしい顔ぶれです。
その中で、地味ながら相手投手から間違いなく嫌われるであろう選手も侍ジャパンに初選出されました。
その選手こそ中島卓哉選手です。
各球団のエースや主軸打者が順当に選出されるなか、中島選手は盗塁王を獲得したものの、打率は2割7分そこそこ、ホームランは0と、特筆すべき点はほとんどありませんが
中島選手の素晴らしい点は、なんといってもそのプレースタイルではないでしょうか。
左打席で叩きつける様なバッティングが特徴の中島選手は、内野ゴロでも全力疾走を怠りません。
その為内野安打も非常に多いという特徴があり、また走者を確実に次の塁に進める送りバントも大変上手な選手です。
その中島選手の最大の持ち味はなんといっても打席での粘りにあります。
打席に入れば相手投手のどんな球にでも必死に食らいつく姿勢は相手投手にとって非常に脅威と言えるでしょう。
ちなみにパ・リーグの打者で相手投手に一番球を投げさせた打者こそ中島選手なのです。
粘り強く小技も出来る器用な中島選手ですが、プレミア12では代走がメインの出場となりそうです。
しかし与えられた時間で相手チームの脅威となるようなプレーで日本を熱狂させて欲しいと思います。
<投稿者:WK さん 北海道日本ハム 中島卓也選手>