首位打者と本塁打王がいて断トツの最下位に,08年横浜ベイスターズ
この2008年の横浜ベイスターズは
内川選手が首位打者を獲得し
村田選手が本塁打王を獲得し
打の2トップを擁していたのにも関わらず
最下位でした
しかも惜しくも最下位ではなく
(惜しくの最下位って言葉もヘンですが 笑))
断トツの最下位!
48勝94敗2分け 勝率.338
100敗という記録を作ってしまうんじゃ…というペースで
負けに負けまくりました
まさに超暗黒時代の横浜です
ちなみに勝率.338は
内川選手の打率.378よりも低いことで
話題にもあがりましたよね (。-`ω-)
そしてこの時
初めて心の底からわかりましたね
「あ、野球ってやっぱりピッチャーなんだ…」と
これが打のトップ2じゃなくて
ピッチャーのトップ2だったら
きっと成績も変わってきたはず
元楽天の田中マー君一人で
楽天の貯金をすべて作ってしまったように
いい先発ピッチャーが2人いたら
またこの成績もちょっとは変わっていたんじゃないか…な
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首位打者:内川聖一選手 打率.378
ドラフト1位として期待されながらも
今一つ殻を破ることが出来なかった内川聖一選手でしたが
この2008年に一気にブレイク!
右打者シーズン最高打率.378を記録し
最多安打(189)、最高出塁率(.416)も同時受賞
2008年の個人成績は
135試合 .378 14本 67打点
このシーズンを境に
7年連続3割越えを現在も継続中
一気に球界を代表するバッターにまで成長!
横浜ベイスターズにドラフト1位で入団した時は
セカンドを守り、足もそこそこ速いし
小技タイプの選手だと思っていたのですけどね
まさかこんな凄いバッターにまで成長するとは
全く想像していませんでした
その後2010年オフにFA宣言でソフトバンクへ移籍
もう今や完全に福岡の人ですもんね
移籍した初年度にも打率.338首位打者を獲得
史上2人目となる
両リーグで首位打者を取るという快挙を達成
本塁打王:村田修一選手 46本塁打
2008年シーズンの村田修一選手は
初の3割越えを果たすなど
キャリアハイの成績をあげています
2008年の個人成績は
132試合 .323 46本 114打点
46本の本塁打王だけではなく
長打率.665、OPS 1.062もリーグトップ
2007年も本塁打王を獲得し
2年連続での本塁打王受賞
まさに一番ノリにノッている時でした
右方向にもいつでもガツンと大きいのが打てたし
この当時の村田選手は凄かったよなぁ
村田選手は内川選手の1年後
2011年オフにFA宣言をし、ジャイアンツに移籍
ドラフト1位で獲得してきて
手塩をかけて大切に育ててきた選手が
2年連続でいなくなることとなりました…
しかし、この首位打者&本塁打王を擁していたのにもかかわらず
さらに5番には34本塁打を放った吉村選手がいて
超破壊力のクリーンナップを形成していたのにもかかわらず
断トツの最下位に沈んでしまった横浜ベイスターズ…
まさに暗黒時代の幕開けです
かなり厳しかった2008年ピッチャー陣
この2008年の投手陣の成績は最悪でした…
まずチーム防御率は4.74
チーム防御率が4.74ですよ!
1試合だいたい5点弱は取られる覚悟をしろということです
そりゃ計算が立ちません
そして二けた10勝ピッチャーは
一人もいませんでした
最高が三浦大輔投手の7勝です
(さすが番長!暗黒時代も黙々と支え続けてきたハマの番長…)
2008年主たる先発投手陣の成績は
三浦大輔投手 21試合 7勝10敗 防御率3.56
那須野巧投手 22試合 5勝12敗 防御率6.47
ウッド投手 26試合 3勝12敗 防御率4.69
小林太志投手 31試合 6勝5敗1S 防御率4.41
吉見祐治投手 41試合 3勝6敗 防御率5.30 etc…
ちなみに抑えは
2006年オフに多村選手とのトレードでやってきた寺原投手
(このトレードは超衝撃的でした…)
41試合 3勝9敗22セーブ 防御率3.30
この暗黒時代の時は
先発ピッチャーが全然いなくって
入れ替わり立ち代わり色々な選手が試されては打たれてましたよね…
ほんとこの暗黒時代を思えば
今、先発ピッチャーがある程度試合を作ってくれるなんて
考えられない
幸せなことですよね!
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